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2年生向け季節の本

サンタクロースがすねちゃった タイトル サンタクロースがすねちゃった
著者 ウテ・クラウゼ(作・絵)
アーヒム・ブレーガー(文)
若林 ひとみ(訳)
出版社 佑学社
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 ある日、新聞にこんな記事が出ました。

  『サンタクロースはいない』

 このニュースを聞いて一番おどろいたのは、サンタクロースたちです。
「ぼくたちはいないんだってさ!」
「なんてばかな! こんなこと、だれもしんじないさ!」
 ところが、サンタクロースにとどくプレゼントのおねがいの手紙は、どんどん少なくなっていきました。

「新聞に出ていたことを、みんなしんじているんだ」
 こまったサンタクロースたちは、きんきゅうの会議をひらくことにしました。ひとりのサンタクロースが立ち上がり、こう言いました。
「サンタクロースがいないというのなら、わたしたちなしでどうなるか見せてやろうじゃありませんか。今年は、クリスマスのプレゼントをくばるのはやめにするのです!」

 こうして、サンタクロースたちは、南太平洋へとバカンスにでかけてしまったのです。

プレゼントを配るのをやめてしまったサンタクロースたち。偶然、サンタクロースの居場所を知った少年クルトは、サンタクロースたちを連れ戻しに出かけます。サンタクロースは無事、戻ってきてくれるのでしょうか?
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