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タイトル | しあわせおにぎり | |
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著者 | つちだよしはる(作・絵) | |
出版社 | あかね書房 | |
きょうは つばきじんじゃの おまつりです。みんな すごく しんけんに おはやしの れんしゅうを しています。だけど きつねくんは たいこも ふえも ふけません。おばあちゃんの いえで、おまつりの ごちそうの 手つだいを することに なって います。 おばあちゃんの いえでの お手つだいは おにぎりを いっぱい つくる ことです。おばあちゃんに おしえて もらいながら、おにぎりを どんどん つくって いきます。 しゃけ、おかか、うめぼしなど いろいろな 「ぐ」を いれて たくさんの おにぎりが できあがりました。きつねが つくった おにぎりに みんな かんしんしています。 そのとき、げんかんから、「こんにちはー。」と、おんなのこの こえが しました。そこには、きつねの おんなのこが たって いたのです。おばあちゃんの おともだちの むすめさんの なっちゃんです。きつねくんは どきどきして、かおが まっかに なりました。
突然やってきたきつねの女の子のなっちゃんに、きつねくんは最初は恥ずかしがっていましたが、一緒に歌を歌いながらおにぎりを作るうちに仲良くなっていきます。読むとお子さんと一緒におにぎりをきっと作りたくなりますよ。
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