トップページ > 読書案内 >  2年生季節の本 > 2年生以前に紹介した季節の本
 > かえるの そらとぶ けんきゅうじょ

2年生向け季節の本

かえるの そらとぶ けんきゅうじょ タイトル かえるの そらとぶ けんきゅうじょ
著者 村上 勉(作・絵)
出版社 偕成社
line

 もりの はずれに、おおきな おおきな どんぐりの木がありました。かえると あまがえると とかげが、そこで くらしています。「おおい かえるくん。いそいでおきてくれよ!」とかげが、かえるの うちの ドアを ドンドンたたきました。「どうしたんだ、こんなに あさ はやく。」まだまだ ねむそうなかおで、かえるがドアをあけました。「ぼくたちの木に、おかしな やつが やってきたんだ。くらいうちから はっぱを やまほど、バリバリと おとを たてて くっているんだ。」そのこえに、となりの あまがえるも かおを だしました。「とにかく、そいつを みに いこう。」かえるは そういって、木を のぼりはじめました。
 おかしな やつは、どんぐりの木のてっぺんに いました。かえるは、おそるおそる そばまで いってみました。よほど おなかが すいているとみえて、かえるのほうを みむきもせず、むちゅうで はっぱをバリバリと たべています。「どこから きたのだ?」と、こえをかけたら、へんじも しないで、いきなり ふりむきました。

●ひょんなことから、かえるは空を飛びたいと強く思うようになります。空を飛ぶ為に、かえるは研究を重ね、様々な努力をしていきます。かえるの諦めない気持ちに思わず応援したくなります。果たして、かえるは空を飛べるのでしょうか?

Page Top