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3年生向け季節の本

クリスマスをめぐる<br> タイトル クリスマスをめぐる
著者 斎藤 洋(作)
森田みちよ(絵)
出版社 理論社
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☆ サンタクロースはいないよ。プレゼントをもってくるのはパパさ。だって、ぼくは見ちゃったんだ。去年のクリスマス・イブの夜中、パパがリビングのツリーの下に、リボンのかかったつつみをおいていくのをね。

☆ サンタクロースってひとりなのかな? ひとりなら、どうやって世界中にプレゼントをもっていけるんだ。この町のこどもたちだけにだって、ひとりじゃプレゼントをとどけきれないよ。

☆ サンタクロースののっているそりだけど、トナカイがひいているでしょ。あれってふつうのトナカイなの?

クリスマス・イブの夜のある会話です。男の子がパトロールのおじさんに、クリスマスのもつふしぎの数々についてたずねます。その疑問は「サンタクロースは本当にいるの?」など、だれもが一度は感じたことのあるもの……。二人の会話を最後まで読み終えたとき、クリスマスのふしぎを信じるか信じないか、お子さんと話し合ってみてはいかがでしょうか。
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