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タイトル | ひみつのとっくん | |
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著者 | 佐川 芳枝(作) 青山 雄一(絵) | |
出版社 | 講談社 | |
翔は、だれもいない部屋の真ん中にすわると、ひざがひりひりするのに気がついた。さっきたおれたときに、ひざをすりむいたみたいだ。そのきずを見ていたら、またくやしさがこみあげてきた。今ごろ、たんにんのさとう先生は、ぼくがいなくなったのを知って、かんかんにおこっているだろう。でも、もういいんだ。 ●女の子に蹴り倒されてみんなから笑われた翔は、次の日から学校に行けなくなってしまいました。そんな中、隣の部屋に住む消防士の若い男の人「カズさん」から声を掛けられたことをきっかけに、翔は少しずつ前向きな気持ちをもてるようになっていきます。また、物語の展開とともに、「おしごとのおはなしシリーズ」として、消防士の仕事がわかりやすく描かれています。 |