★夏期講習中の補習で算数を集中的にやることになった私は、先生が何かスペシャルなプリントを出してくれるものだとばかり思っていた。でも、実際に出されたものは、この間テキストにのっていた問題が書かれたプリントのみ。
このプリントをやっていて本当に伸びるのだろうか、と思いつつも毎日その復習プリントをコツコツやっていった。 すると、不思議とその次のテストから効果が現れ始めた。復習をするだけでこんなに良くなるんだ! と気づいてからは、他の教科でも復習を頑張るようにした。(広大附属中・清心中・女学院中・なぎさ中/Kさん)
★あるとき、私は先生からこんなことを言われた。
「人や先生をたよっているから、こんな点数になるんだ。自分の頭を使って考え!」
「どうすれば、いいの?」
「問題を考えるときに初めは自分で考えろ。それでもわからんかったら、先生に質問。そうやって、自分の頭で考えろ。後は、夏休みに苦手な単元を見直したり……。それと、計算ミスはするな! 計算だけは、確実にできるようにしろ。」
それから私は、要点チェックや練習問題、がんばりチェックなどをすべてやり直した。問題をゆっくりと考えるうちに、だんだんわかるようになってきた。(清心中・女学院中/Kさん)
★「ケアレスミスの女王」だった自分を変えるため、5年の夏休みに
一学期のテストの簡単な計算問題を全て抜き出し、母に10問ずつの小テストを
作ってもらいました。全問正解するまでやり続け、うんざりしてきた頃、「絶対にミスをしない」と思えるようになりました。(広大附属中・清心中・女学院中・なぎさ中/Hさん)
★あたり前のことだと思われるかもしれませんが、先生に質問するときは、できるだけ自分で考えてから質問したほうが自分のためになります。(清心中・女学院中/Kさん)
★テストなどで、うっかりミスではなく本当にわからなかったところも、先生にどうしてそうなるのかを説明してもらうとよくわかりました。「質問」は私の守護神です。(広大附属中・清心中・女学院中・なぎさ中/Nさん)
★朝日新聞の「ひととき」というコラムを読んで、題名を考えるという勉強をした。まず、コラムを切り抜いて題名を見ずに本文を二回読む(音読)。自分なりにタイトルをつけ、実際の題名と合っているか確認する。最後に、出てくる感じを練習する。たった10分程度だが毎日続けるには根気がいる。でも、私にはこの効果は絶大だった。テストの点も20点近く上がったのだから!(広大附属中・清心中・女学院中/Kさん)
★字の汚なさや漢字間違いがあったせいでテストの点が悪かった。それをなくすだけでもずいぶん違うと思う。(修道中・なぎさ中/Nくん)
★漢字が覚えきれなくて悩んでいた私に、先生が「毎日5分でもいいから、朝起きてからでも夜お風呂に入る前でもいいからやってみんさい」とアドバイスしてくれました。毎日続けているうちに、だんだんと覚えられるようになりました。こんなふうに、勉強のやり方などもどんどん質問するといいですよ。(女学院中・なぎさ中/Kさん)
★5年の頃は安定していた国語に波が出だしたので、先生が時々宿題にしてくれていた記号問題の理由書きをしっかりとやってみた。理由書きをすると、たとえ選んだ答えが合っていたとしても、自分がどれだけいい加減に選んでいたか気づくことができた。文中からヒントを見つけるきっかけにもなるので、大切だと思う。(清心中・女学院中・安田女子中/Wさん)
★国語31点という悲劇的な点数を取った僕だが、あきらめずに努力したおかげで最後は国語が楽しかった。文章の重要な部分に線を引いたり、登場人物の行動、言葉、しぐさ、表情などから気持ちを考えたり、わからないことばがあると国語辞典で調べたりした。もちろん、文章はゆっくり読み、問題をはやく解く練習もした(音読も大切!)。(広大附属中・学院中・修道中・城北中/Wくん)
★自分でできることは、実際に自分の目と手を使ってやってみました。たとえば、算数ならサイコロキャラメルで展開図を、大根や豆腐で立体図形の裁断をしました。虫やめだかを飼い、豆電球と導線で回路をつなぎ、いろんな水溶液を作ってリトマス紙で確かめました。こども科学館の売店や東急ハンズで実験キットを買って楽しく勉強しました。 (清心中・女学院中・広大附属中/Gさん)
★理科は、苦手なところを単元別に5年のテキストから読み直しました。10月から12月最後の模試までが一番の山場で、重点教科特訓と計算問題には四苦八苦でしたが、最後の模試では、600名中14位で、清心A判定を取ることができました。(清心中・女学院中/Kさん)
★日本地図が苦手だったので、夏休みの間に県名だけは覚えるようにしました。その県の有名なものや地形の特徴などをノートにまとめてコツコと。こんなふうにコツコツ勉強するのも大切なことです。(女学院中・なぎさ中/Kさん)
★入試が迫った年末、母と二人で背水の陣で頑張りました。部屋という部屋に日本地図や暗記物の年号・人名などを張り、テレビはニュースのみ。時事対策で出てくることに関連させて質問をしてもらうなど、まさに「社会漬け」の生活で悔いのないよう頑張りました。(県立中・なぎさ中/Mくん)
★5年部のときのテキストや夏期のテキストを何度も読み返して理解していきました。間違えたところには印をつけて何度も問題を解いていたら、だんだん解けない問題がなくなっていきました。(清心中・女学院中/Kさん)