トップ >  保護者の部 > 2014年度作品(6)

2014年度の作品

No.6 『 受験を終えて 』 近大附属広島中東広島/匿名希望

 六年部からの入塾で、短い期間でしたが大変お世話になりました。中学受験についてはずっと迷っていましたが、遅いスタートを承知の上で挑戦させることにしました。入塾当初は学校と塾との両立が思った以上に大変で、塾へ行っても日中の疲れでなかなか集中できず、勉強も大変で塾に行きたがらないことが多くて心配していました。受験を決めたものの、今受験させる必要があったのかと自問自答することもありましたが、それでも頑張っている姿を見て、もう少し様子をみようと希望を持ちつつ、見守ることにしました
 夏期講習頃からは分かる単元が増えたおかげで、少しずつ勉強に対するやる気が出てきて、塾を嫌がることも減ってきました。今思うと、入塾から数ヶ月は塾へ通う生活に慣れるための期間だったように思います。秋からは学校行事などの練習も増え、更に忙しい毎日になりましたが、頑張って塾に通いました。
 しかし、テストではなかなか結果が出ませんでした。先生方からは、確実に解ける問題は増えているけれど、それ以上に難易度が上がってきているので前期と同じ点数でも実力はついてきているとお聞きしていましたが、このまま点数の伸びが悪いと、本人のやる気がなくなるのではないかと心配でした。
 冬頃から、やっと結果が出てきましたが、入試まで時間があまりなく、私自身焦りが出てきました。でも、絶対出来ると信じ、とにかく毎日今やらないといけないことをやる! というぎりぎりの状態でした。
 受験校は志望校と家から無理なく通える範囲の学校を選択し、二校受験しました。近大附属の入試では、初めての入試で緊張したようですが、なんとか自分の力を出せたようでした。合格発表日は本人が合格通知を確認してから「合格したよ。」と私の携帯に電話をしてくれました。次の県立はすごく不安だったようですがすべて出し切り、やっと終わったことにホッとしていました。しかし、結果は不合格。最初は信じられず、受験の厳しさを痛感しました。
 受験後、しばらくは口数も減っていましたが、自分から過去のマナビ―テストや模試を解いて、当時より高い得点が取れることを私に報告してくれていました。短い受験期間でしたが、本当によく頑張って、強くなったなあと実感しました。

2014_06

 勉強が進まない時も多々ありましたが、時間が足りなくなっても最後まで課題をやろうとする姿勢は親から見てもすごいなと思い、これがこの子の底力かなと思いました。受験の結果は本人が100%納得できるものではありませんでしたが、入塾当初からは顔つきが全く違うくらい、すごく成長したと思います。
 
塾ではいつも先生方にご心配をお掛けしていましたが、本人の気持ちや勉強の進み具合をよく理解していただき、サポートしていただけ、本当にありがたかったです。貴塾にご縁があったことは、自分を見つめ、成長するきっかけとなり、これから中学校生活を送っていく上での力になったと実感しています。ありがとうございました。

2014年度の作品一覧へバックナンバーデジタルゲットTOPへ
  • ブログのページへ
  • 音読教室のページへ
  • デジタルGETのページへ
Page Top