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2019年度の作品

No.5 『 中学受験で得た宝物 』 
       大阪教育大付属平野中・金蘭千里中・四天王寺中・
           就実中・帝塚山中・帝塚山学院中/Sさん

 一月十九日、快晴の中、朝早く起きて準備をし、四天王寺中学校へ向かいました。父の転勤がほぼ決まり、志望校を関西の中学校に絞ったので、たった一人で受験会場へ行く娘を励ます為に、家族で見送りました。
 試験が終わって出てきた娘は、あまり緊張しなかった事、算数と理科が難しかった事、教室内の様子など、笑顔で話してくれたので安心しました。これは、家庭学習研究社のマナビーテストや中学入試模擬試験を経験していたからだと思います。本番の予行演習も兼ねた第五回模擬試験を広島女学院中学校で受けられたのは、他中学校を受ける場合でも、とても良い経験になりました。
 二日後、四天王寺中学校の合格発表の日、娘と私は併願校の入試に行っていた為、主人が掲示を見に行きました。
「合格したよ」のメールに思わず涙が溢れそうになりました。
 娘は、中学受験のことがよくわからないまま、しかも六年部からの入塾だったので、たった一年間でどこまで出来るか不安の中、手探り状態で始まりました。四才から習っている新体操やピアノの両立もあり、最初は何から手を付けたらいいかわからず、マナビーテスト前にパニックになっていた事もありました。
 しかし、土曜コースでの学習計画表を使用して、自主的に机に向かう習慣がついた事、夏期講習で、同じ目標を持ったお友達と共有できた事、その後、週三日の通塾コースで学ぶ事の楽しさを先生方に教わり、目標を持って学習するようになりました。すると、成績も少しずつ良くなり、更に高い目標もできるようになり、娘は中学受験にしっかりと向き合う事ができるようになりました。
 県外受験でも親身になって相談に乗って下さり、色々と調べて頂いて助言や励ましの言葉をかけて頂いた先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
 また、家庭学習研究社のテキストは県外受験でもしっかり対応できる物でした。実際に娘はこのテキストと過去問二年分で、合格させて頂きました。
 家庭学習研究社に通った事で、信頼できる先生方、楽しい仲間達に出会い、そして、計画的に学習する事の大切さ、目標を持って自ら努力する事など、たくさんの事を学ぶ事ができました。全部、大切な宝物です。中学受験は大変だと思われがちですが、今しかできない経験とそこで得るものは、これからの人生において、必ず役に立つに違いありません。
 中学生になっても忘れずに、また新しい目標に向かって頑張って欲しいと思っています。

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